神棚はどう選ぶ?購入先・メンテナンス方法など神棚に関するさまざまな情報をご紹介

神棚とは神道において神様を家に招く施設の事をいいます。
そしてまずは神社から札をもらいお祀りし神社でお参りするような要領で神様に見守ってもらうための場所を作るのです。
どういった場合にお呼びするかというと、家を新築した時や、代替わりの時などに神様を召喚してお祭りすることをいいます。
もしお祀りが難しくなった場合は、お宮にお返しする必要があるのです。
頂くからには責任をもってお祀りしないと、悪いことが起きるともいわれています。

神棚はどう選ぶ?購入先・メンテナンス方法など神棚に関するさまざまな情報をご紹介

どういったところで神棚をもらうのかというと、神道を信仰するお宮でお預かりし、遅くとも20年で返す必要があります。
引越しの時は家具を運び込む前に、先に神棚を入れて神様にお入り頂くと良いといわれています。
そのために引っ越しが決まったら先に入れておくことがお勧めです。
設置する場所は家族が集まりやすい部屋に設置するのがおすすめで、棚の向きは北か西側にお祀りするのがマナーといわれています。
そういったスペースが無い場合は、押し入れや天袋を改装しても問題はないそうです。

そもそも神棚とは一体どのようなものなのか?

神棚の存在自体は知っているものの、どのような効果があって何を期待しているのかについては詳しく知らない方も多いかと思います。
結論から言うと、神棚とは家庭のなかで神様にお祈りを捧げるために設置する小さな神社のようなもので、家族繁栄や健康の改善、厄除けや運気アップを期待することができる存在のことになります。
また、家の中に設置する前にしっかりとした儀式を執り行う必要性があるので知っておくと良いでしょう。
儀式といってもそこまでかしこまった取り組みをするのではなく、神棚清祓いを行って悪い気を断ち切ることを目的としているので安心してください。
実際にどのようなことをするのかと言うと、お米・塩・水をそれぞれ用意して神棚のなかにお供えしていきます。
その後、二礼二拍手一礼の作法を行って家族みんなで参拝するだけです。
これらを丁寧に行うことで運気のアップを可能にしたり、強力な開運効果を発揮することができるようになるので忘れずに実行しましょう。

自宅内に神棚を設置する理由とは?

日本では古くからの慣例を重んじる傾向が強く、初詣やお宮参りも一種の慣例儀式となっているものです。
一般的な住居でもそれを見る事ができ。
キッチンや玄関先に備わってる神棚が当てはまります。
漁師や農業を営んでいるご家庭であれば、必ず設置をして毎日家族で手を合わせていることでしょう。
なぜ家庭でも神棚を設置するのか、その疑問を解決していきます。
神様というのは家族に対しても存在をしており、お札を設置する場所は神棚です。
漁業を生業とされている場合、氏神様だけでなく海の主神も祀らないといけません。
計3点のお札を同時におけるようになっており、家内安全・無病息災などの意味を込めて、おまいりをするわけです。
この慣例は江戸時代に生まれたもので、それ以来ずっと同じ形式を保っているものです。
神棚の掃除は毎日主婦がするのが常で、決してホコリがたまらないようにして維持をしないといけません。
家を建て替えても同じものを使います。

神棚はどこで買うことができるのか?

神棚の購入先ですが、思った以上にいろいろな方法があります。
おそらく、多くの人が真っ先に挙げるのは神社ではないでしょうか。
これは正解で、神社で神棚を購入することができます。
ただし、小規模な神社では取り扱いがなかったり、依頼してから時間がかかったりするケースもありますのでその点は理解しておきましょう。
伊勢神宮とか出雲大社のように全国的にも有名なところであれば十分に取り扱いもあります。
それ以外にも、その地域の一之宮と呼ばれるようなところであればまず問題になることはありません。
この他には、神具や仏具を扱っているようなお店でも当然買うことができます。
訪れやすいということもありますし、比較検討することも容易で相談にも乗ってくれますので、良い選択肢の一つかもしれません。
この他、ちょっと驚くかもしれませんが一般的なホームセンターとか、もっと言えばインターネットのネットショッピングサイトでも購入することは可能です。

神棚はインターネット通販で購入可能

各家庭で玄関やキッチンに取り揃えられてるアイテムとして、神棚が存在します。
以前は本家から受け継ぐのが基本でしたが、最近だと核家族化が進んだため、新居を手に入れたらその時点で個人で買うのが基本となりました。
これから新しいものを買い揃えようという方も多いでしょうが、一体どこで買えるものなのでしょうか。
簡単に神棚の買い方をレクチャーしていくことにします。
まずホームセンターの店舗でも販売をされており、1万円前後で手に入ります。
そのつぎに仏具店ですが、こちらだと大きな品しかないのが特徴となるわけです。
昨今ではオンライン通販を利用している方も多く、オンラインでも買うことが可能。
通販の場合、いろんなアイテムを一堂に会しているため効率よく欲しい品を見つけることができます。
神棚には宗派によって形状も異なる為、なるべく品揃えのいいサービスを利用して買いたいものです。
神棚を買う際はさきに設置場所の寸法も調べることです。

一般家庭向けの神棚の相場価格はいくら?

一般家庭向けの神棚の料金相場ですが、おそらく多くの人が思っているように、神棚など宗教関連についてはそれ以外の日用品と比較すると相場などあってないようなものという言い方も可能ですし、実際にも価格の差は非常に大きなものになっています。
安いものであれば1万円程度から購入できますし、高い商品となるといくら一般家庭向けとはいっても10万円を超えるようなものも珍しくなく、20万円や30万円の商品もいくらでも見つけることができます。
この場合、お金は一体何の価値を示しているのかについては、はっきり言って心の問題であって論理的に誰もが納得できるような説明をすることは困難です。
多くの人が納得できるものが何かないかと考えた場合には、つくりの精巧さとか使っている素材の希少性が挙げられるでしょう。
要するに見た感じで立派に思えるかどうかということです。
それで神様がどうなるかは別問題ですが、そのような選び方が結局は一般的です。

神棚の材質によって価格が大きく異なる

神棚の材質は様々な種類があり、見た目の美しさや耐久性、価格などが異なります。
ヒノキや木曽檜、ケヤキなどは古来から神社仏閣を建造する際に使用されてきた木材で、神棚にも用いられます。
ほかにもスギやタモ、ウォールナットなどの種類があります。
木曽檜は伊勢神宮の建て替えの際にも使用される木材で、高い品質が魅力です。
寒さの厳しい環境の中で育つため、通常のヒノキと比較すると成長がゆっくりで、杢目が細かく美しい外観に仕上がります。
弾力性や耐久性の優れ、ヒノキ特有のリラックス効果のある芳香があるもの特徴です。
ヒノキは品質と価格のバランスに優れ、見た目や機能性に加え、特有の芳醇な香りが好まれています。
強度に優れるだけでなく、抗菌・殺菌や防虫効果があるため、長持ちするのも特徴です。
美しい木目に加え、仕上げ方法で光沢が出るので高級感がある神棚を飾りたい時におすすめです。
ケヤキは乾燥すると加工しやすい木材で、日本家屋や家具などに用いられてきました。
木目の美しさに加え、年月を経ると艶が出て味わい深くなるのも魅力です。

手ごろな価格の神棚を選ぶなら駿河桧がおすすめ

開運パワーを発揮してくれる神棚を家の中に取り付けることができれば、家族全員が健やかに暮らすことができてきっと良いことがいっぱい巡ってくるはずです。
そして、もしも今すぐにでも神棚を購入したいと考えているのなら、100年続く伝統を持っている美作桧をおすすめします。
美作桧の神棚の素晴らしいところは、とにかく見た目が美しくて繊細な作りになっていること、飾っているだけで心を落ち着かせることができて心地よいパワーを注いでくれる点になります。
また、一つ一つ真心を込めて丁寧に作り上げた職人の技術力が非常に高いため、どの神棚よりも荘厳な雰囲気を漂わせているところも魅力と言えるでしょう。
しかし、作り上げるには少々お時間を頂くことがあるため、今すぐに注文したとしても届くまでにも日数がかかってしまうのが少し残念です。
それでも、買って損はないと思えるほどクオリティが高くて美しさには定評があるため、気になった方は早めの注文を行ってみてください。

神棚には水玉や白皿や御神酒なども一緒に備える

神棚は神社から頂いたお札を祀るための棚です。
神様の力が宿るお札を祀るための場所ですので、適切な場所に設置しお供えを用意する必要があります。
お供えそのもののほかに、水や米などを盛るための道具を用意しておきましょう。
基本的に白い陶器か素焼きのものが多く、専用の道具も販売されています。
水玉は水器とも呼ばれ、丸い形に蓋が付いた形状で、水を入れるために使用します。
神様が水を飲めるように水を入れたあとは蓋を開け、器に立てかけておくのが基本です。
白皿には米や塩を盛りつけ、お神酒は徳利や瓶子などに注ぎます。
これらの道具を並べるために、三方と折敷が必要な場合もあります。
榊は神棚の左右に、対になるよう設置した榊立に入れましょう。
基本のお供えは水・米・塩ですが、毎月1日と15日は月次祭となり、榊とお神酒が追加されます。
榊は常緑樹で一年中葉が繁る生命力を見て、昔の人々は神様の力が宿ると考えてきました。
ほかにも葉の先端がとがった形状から、神様が宿って穢れを払う効果があるとも言われています。

神棚の正しいお参りの仕方は二拝二拍手一拝

神棚の正しいお参りの仕方は、二拝二拍手一拝とされています。
これは神棚だけではなく一般的な神社への参拝でも同じですので、既に知っている人もいるでしょうし知っておいて損はありません。
この意味は、まず2回お辞儀をし、続いて2回拍手を行い、最後に1回お辞儀をするというものです。
場合によって、二礼二拍手一礼と記載されることもありますが、中身としては同じものを指しています。
では、それぞれのお辞儀や拍手にはっきりとした意味づけなどがあるのだろうと思われるかもしれませんが、そういう決まり事は特にないようです。
また、神社自体は古来からあるものですが、このお参りの方法は古代から連綿と継続しているものではなさそうで、頑張って遡ったとしてもせいぜい明治時代くらいのようですので、比較的新しく取り決められたものということができるでしょう。
実際には参拝方法は時代ともに変遷してきたというのが実情のようですし、神社によっても違いがあります。

神棚はどこに飾るのがベストなのか?

神棚ですが、基本的には家族が集まるような明るい部屋の天井近く、南向きか東向きに設置するのが適切です。
間違えてはいけませんが、あくまで神棚の向きを表していますので、壁としては北側に設置して南向きとなるか、あるいは西側に置いて東向きという意味ですので注意して下さい。
南側の壁に置くわけではないということです。
太陽をできるだけ見ることになる位置が良いという意味で南か東を優先していますが、間取りによっては向きは可能でもそこではあまり太陽が見えないこともあるかもしれず、そういう場合は東側に設置して西向きということもあり得ないわけではありません。
紙様は基本的に人間が好きですので、この意味で人が集まるリビングのような場所が良いわけで、いくら場所的には適切でも例えば廊下とか玄関などは不適切です。
また、神様がいるところですから、人の目線よりも低いところであってはなりません。
それでは神を文字通り見下していることになってしまいます。

神棚を飾るのに最適な方角は南向き

神棚を飾るのに最適な方角は南向きであり、これが難しいときには次善策として東向きが良いとされています。
これは、太陽が見えるというか、太陽の光がその神棚に当たることが適切と考えられているからですが、このため、南とか東とは言っても屋内の壁の位置からすると一見して逆に思えるようなところに設置することになりますので、注意しておきましょう。
南向きというのは、部屋の南側の壁に設置するという意味ではありません。
それは北を向くことになってしまいます。
北側の壁に設置するからこそ南を向くことになるわけです。
実際には光が差し込むとは言っても天井付近の高い位置におきますので、一般の家屋においては窓の関係から直射日光が当たるようなことはあまりないと考えられます。
それでも方向を重視するということで、この向きが適切というわけです。
なお、間取りなどの関係でどうしても難しい場合には、さらに次の案として西向きということもあり得ます。

神棚はどこで修理してもらえるのか?

ご利益を家庭の中でも感じたいと考えた時、神棚を設置して開運パワーの上昇を試みることはとても素敵なことです。
神棚は神社や通販サイトなどで簡単に購入することができるので、最近悪い事ばかりが起こっていて運がないと思っている方はぜひ購入を検討してみてください。
また、大切にしていた神棚を何かしらの理由で壊してしまった場合、一体どこに修理に出せばいいのかよく分からないという方もいるかと思います。
一般的には神具店に持っていって状態をみてもらうことが一番良い解決策なので、お近くに神具店があるのであれば修理の依頼をしに行ってください。
更に、あまりにも状態が悪くて使用できないと判断された場合、その場で新しい商品を買うことができる点も魅力になっています。
神棚であればかなり豊富に取り揃えられていますし、値段も低額なものが直ぐに見つかるのでぜひ利用してみましょう。
しかし、油断せずに出来る限り壊さないように日頃からしっかりと保護することはとても大切です。

壊れた神棚の適切な処分方法とは?

今現在、自宅のキッチンや玄関のうえで神棚を設置しているというご家庭は多いことでしょう。
古くから氏神様をお祀りするために必須アイテムであり、戸建てだけでなくアパートやハイツ、マンションでも目にすることが可能です。
長い間活用をされている場合、油汚れが酷かったり屋根が取れているという不具合を目にすることもできます。
壊れてしまった神棚をそのまま利用するのは、神様に対してとても失礼なものとなります。
早急に新しいものを用意して、移し替えないといけません。
ではいらなくなった神棚はどのように破棄をしたらいいのでしょうか。
簡単にレクチャーをしていくと、神社に持ち込むのが最善の方法です。
神棚は文字通り神様が住んでいる家になるため、間違っても粗大ごみや燃えるごみで出すのはいけません。
しっかりとお祓いをしてから、お炊き上げという儀式をする必要があります。
破棄をする際は最寄りの神社を頼って持参をすれば、対応をされます。

神棚は掃除すべき?お手入れのポイントとは?

神棚はとても神聖な存在なので扱う際には細心の注意を払うべきですが、必ず埃がたまったり汚れが目立つことがあるので、気になった際には綺麗に掃除することが大切になってきます。
埃をかぶせたままだとご利益を貰えない状態になってしまうので、できれば定期的に掃除をするように心掛けて、毎日供え物を変えるなど気を配ることをおすすめします。
また、神棚にちょっとした欠損などがみられた場合、メンテナンスを行って気になる箇所を修理してもらうようにしてください。
そのまま放置しておくと突然落っこちてきてしまうことがあるので、かなり罰当たりな瞬間となってしまうことを避けるためにも必要になります。
そして、神棚のお手入れの上手な取り組み方については、できるだけ傷つけないようにハケなどを使用して優しく埃を取っていくこと、乾拭きで隅々まで拭いていって気になる汚れを全て取り除いていくことです。
できれば掃除は週に2回程度行うのが最もベストと言えるので、目安としてはそれくらいを意識しておいてください。

神棚の奥深さ:家庭にもたらす絆と平穏のメリット

神棚は日本の伝統的な家庭で見られる信仰の象徴であり、数々のメリットがあります。
まず神棚は家族結びつきを深め、家庭内の調和を促進します。家族が一堂に集まり共に神聖な空間で祈りを捧げることで、絆が強化されコミュニケーションが促進されます。
またそれは先祖崇拝の場でもあり、家族の歴史や伝統を尊重する手段となります。祖先に感謝し尊敬を示すことで、家族は自らのアイデンティティを確立し文化的なルーツを守ります。
信仰心を深める効果もあります。毎日のお参りを通じて、家族は感謝の気持ちや心の平穏を育みます。
これにより、ストレスの軽減や心の安定が期待でき、生活全般にポジティブな影響を与えます。
さらに、神棚は目標設定や願望実現のサポートとなります。家族が共に祈り目標に向かって努力することで、困難に立ち向かう力が湧き起こります。これは個々の成長や家族全体の発展に繋がります。
総じて神棚は家庭内の和を保ち、家族の歴史や信仰を大切にする大変有益な存在です。

神棚を購入した後に感じる取付けのデメリットの解決法

注文住宅を建てたり、住宅を購入した方の中には、神棚を購入して自宅に設置することを行う方も少なくはありません。
設置場所は明るい室内で方角は南か東、水回りの近くは避けることなどが条件になり、方角を正確に判断した上で最適な室内と位置を探すことが始まりです。
設置場所が決まったとしても神棚は高い位置に設置をする必要性があるので、取り付け方法でデメリットに感じてしまう可能性もあります。
テレビで言えば19インチ程度のサイズの場合、壁面と接触する木材部分だけをネジで固定してもそのままでは直ぐに落下してしまいます。
この問題は購入する神棚の構造による違いもありますが、壁用のステーを購入することで一気に解決することは可能です。
ステーはホームセンターで購入でき、L字型で作られていることが一般的です。
壁面側に固定をする部分と水平に伸びる部分のサイズが合えば、ステーの場合は最初からネジ用の穴が適切に開けられているので固定は手作業でも簡単に行えるのではないでしょうか。

神棚の設置のトラブル事例を参考に最善の管理をする

神棚を設置する場合には、いくつか注意をしておかなくてはならないトラブルが存在します。
例えば、構造上の問題で神棚の向きが間違っているときちんと参拝することができなくなるリスクが生まれてしまいます。
実際に、神棚というのは南向きが望ましいと考えられていますので、方向が違うだけでも宗教的な問題からトラブルになるリスクが生まれてしまいます。
文字通り、神様が癒されることができるように設置するようにしなくてはいけませんので、その点に注意をしてまずは方向性から決めていかなくてはいけません。
同じように、神様を祀るという観点から定期的に掃除をしたり汚れを落とすことができるような状態で設置する必要があります。
構造的な問題から、それを行うことができないような状態になっていると意味がありません。
そのため、その家庭や事務所などのルールや宗教的な様式に従いながらこのような問題点が発生しないようにあらかじめ準備を整えていくことが重要です。

神棚の存在そのものを知らない人が増えています

昔は飲食店に行くと、部屋の奥部分に神棚が作ってあり、そこに榊やご飯などが盛り付けられていることが一般的でした。
商売の神様に感謝をしており、毎朝店主が今日も無事に営業をできますようにという願いを込めていたからです。
そして飲食店だけでなく、一般家庭にも神棚を設置しているところは多かったのですが、昨今はそのようなこともなくなりました。
そのため神棚そのものを知らない人も多く、中には一度も見たことがないという人も多いでしょう。
日本は古来から、物など様々なものに神様が宿るという考え方が根強く残っており、それは宗教とは関係があるものではありません。
人々はそれぞれ信仰する宗教を持ちながらも、神様を崇めることは別のことだという認識を持っていました。
だから神棚が一般家庭に設置されていましたが、その流れも現代においては途切れていく一方になっています。
知らないという世代が増える中で、それでも神様への感謝の気持ちは忘れることはできません。

海外在住だけど神棚がほしいという場合はどうする

海外在住の方でも自宅に神棚を置いている人はいます。日本から持って行ったという
ケースもありますが、最近はインターネット通販で購入することもできるようです。 神棚は神職の方に魂入れをしていただいたものと、していないものがあります。魂入れをしていないものは神様が宿っているわけではないので、ただの箱です。
魂入れをしている場合は神社に相談して引っ越しに持っていくべきかを決めましょう。ただ、壊れやすいということも踏まえると海外で新調したほうが良いとも言えます。
また、インテリアとしてではなく、きちんとお祀りしたいのであれば神棚に納める神宮大麻、氏神神社、崇敬神社の御神札を受けなくてはいません。
これは1年ごとに変える必要があるので、御神札を受けられる環境かどうかも併せて検討しましょう。
なにより重要なのは神様を敬う気持ちなので、神棚を用意して御神札はないけれど雰囲気を感じながら礼拝するということでも問題はありません。